Q14. HMCシステムでは、何故余剰汚泥量が少ないのですか?



 
A14. 使用している菌相が、通性嫌気性菌群=発酵菌群が中心であり、この菌相の能力を引き出す運転管理を実施するからです。

生ごみを土の中に入れた場合は、嫌気性菌が中心に分解します。余剰汚泥に相当する量が増えることはほとんど有り得ないのは、皆さんも知っている通りです。
好気性菌は、大量の余剰汚泥が発生します。嫌気性菌と好気性菌の中間の菌相ですから、余剰汚泥量が半分以下になるのは当然なのです。電気代も相当量の削減となります。