Q35. ゴウダ菌発酵飼料の添加率を少なくするとどうなりますか?



 
A35. 養豚は、自然状態で飼育しているわけではありません。生産性向上のための工夫が、たくさんあります。つまり、ストレスがつきものであり、健康状態維持こそ難しいものです。したがって、メーカーが保証できる添加率が0.1%であり、それ以下で可能な農場やそれ以上添加しても変化がない場合もあります。農場主が、経費を考慮して、添加率を下げて試験するのは、よく理解できます。
添加率を下げても、急に体調が悪化することは有り得ません。なぜなら、発酵飼料は、薬剤ではないからです。
結果が出るまで時間は掛かりますので注意してください。結果が出て、再添加しても、成績復帰までは初回添加から成果までの期間の倍以上は掛かります。
1回添加を止めてしまうと、腸に負担が掛かってしまうこととなり、再成果に時間を要してしまうからです。
添加率を下げる場合には、ゆっくりと時間を掛けて下げて試験することと、絶対に止めないことを認識しておいてください。