Q6. HMCシステムを導入する場合は、嫌気槽の滞留時間はどれくらいですか?



 
A6. 最低40日間必要となります。

この嫌気槽滞留時間は、長くなればなるほど、固液分離機での残渣固体分量が減量します。また、余剰汚泥発生量も滞留時間が長ければ、比例して減量します。               嫌気発酵槽の目的は、残渣固体分と余剰汚泥を激減させるための槽であり、嫌気発酵槽がない処理システムの1/10〜1/5にできるのです。                       つまり、嫌気発酵槽がなくても処理は可能ですが、手間とコストのかかる堆肥舎と余剰汚泥処理で頭を痛めることになってしまうのです。