水環境

「命の源=水」の今の姿
 現在、私たちが利用している水に豊かさを育む「命の源」としての昔のエネルギーはありません。水は、常に循環してエネルギーを保持してきましたが、現在はどういう状況でしょうか。海に流れ込む水は、工場排水や家庭雑排水・産業廃棄物や農薬を通しての地下水などで汚染されています。大気は、自動車排ガスや工場ばい煙で汚染されています。酸性になった雨水は植物を枯れさせ、土壌を酸化させているのです。これが現在の「命の源」なのです。
 この失われたエネルギーを補充して「命の源」に近づけることができるのがHMCシステムなのです。

HNCシステムで「命の源=水」に再生
 微生物という地球が生み出した最小単位の生物に注目することで、生物が互いに特性を生かし補いながら今を迎えていること、今の食料問題・エネルギー問題・医療問題・環境問題がどのような地球的規模で体質異常を起こしているかということ、微生物と水を観察・利用することで、ほんの少し見えてきました。地球が培った大自然の法則を大原則に、エネルギー溢れる「命の源 = 水」を再生するHMCシステムをご活用ください。

微生物環境

好気性微生物は腐敗菌(悪玉菌)
 水処理における環境問題の根源は、酸素が大気中に存在する中で優勢な微生物が、好気性であるからです。ほとんどの好気性微生物は、腐敗過程の分解作用を持つ腐敗菌(悪玉菌)であると認識してください。食物を放置した場合に悪臭を発生して腐っていくのは、周知の通りです。したがって、排水を放置状態もしくはエアレーション処理した場合に腐敗分解過程の悪臭(還元ガス=硫化水素・メチルメルカプタン・アンモニア・メタンガスなど)や黒カビや多量の余剰汚泥が発生するのは、当然の結果といえます。


発酵菌(善玉菌)の微生物体系に交代
 よって、この微生物体系を発酵型の微生物群をリーダーとした発酵菌(善玉菌)に交代すれば良いわけです。発酵型の微生物とは、味噌・ぬか漬け・醤油・ワイン・お酒・納豆など人間にとって有用なビタミンC等の生体活性物質を生成しながら分解していく作用を持つ微生物です。臭気は、鼻をつく毒性のある硫化水素などの悪臭ではなく、なじみのある臭気であるといえます。ビタミンC等の生体活性物質は、加工食品でも多用される酸化防止剤であり、HMCシステムでは、水分野に止まらない発酵菌が生成するビタミンCなどを抗酸化物質と捉えています。


発酵型微生物=食物が侵されている
 私たちが食している野菜や肉も、最初から腐っていません。つまり、生体活性物質とは、生体に必要な栄養分そのものとも考えることができるのです。植物は、水と太陽、空気、土の養分と植物体に定着している微生物・土壌微生物の結晶体です。植物体を一つの微生物群と捉えると発酵型微生物体ともいえるのです。発酵型微生物体を食する牛も同類と考えることができるのです。したがって、大気汚染、酸性雨・農薬や化学肥料や化学飼料・化学抗性物質によって侵されている食物は、人間の健康を維持する上で大きな害的要因であり、花粉症やアトピーなどのアレルギー症の諸問題が発生することも理解できます。


微生物群の半数以上を占めている都合主義菌を発酵型に変態
 さらに驚くことは、自然状態での微生物群の半数以上がどちらつかずの都合主義の菌であり、リーダーによって支配されることです。つまり、悪玉菌か善玉菌どちらかの強力なリーダーシップによってどちらにも変態するという両刀使いの微生物が大勢であり、この都合主義の菌の状態次第で水や植物、動物の活性状態が決定づけられるのです。つまり、強力なリーダーシップの発酵型微生物群によって、都合主義の菌が発酵型に変態し、大勢が発酵型になることで腐敗型の悪玉微生物は活動を停止し、排水は本来の命の源となる水に浄化され、植物・動物すべての生物も健康状態となるのです。まるで、人間社会の組織と同じですね。



 ▲BACK   NEXT▼

Copyright(C)2000 gohda. All rights reserved.